羽幌町北部に広がる穀倉地帯「上築」で特別栽培米を栽培している川端さん。
明治初期に先人達が福井や石川県から集団入植した土地を守っている。
特別栽培米とは農林水産省のガイドラインに従い、慣行的に使われる農薬の使用回数及び化学肥料の使用量を半分以下で栽培した米を言う。節減対象農薬の使用状況が全て情報開示される安心安全な米だ。
「まずは食べてみてほしい」
自信を持って川端さんはそう話す。
農薬の節減回数や化学肥料の節減量を数値化してお客さんに見せるよりも、蛍が戻ってきた夕暮れの上築の光景を見せてあげたい。自分たちの腕が半分、そしてこの土地の力があるから上築の米はうまいということを知らせたい。
特別栽培米は今は「特別」と名がつくが
いずれは当たり前の米になってゆくだろう。
その日がやってくることを信じて、
この土地に誇りを持って今日も農作業に汗する川端さんだ。
2009.04.28 羽幌町
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| 川端さんは上築の仲間とともに「上築有機米生産組合」を立ち上げ、直接販売もしている。お客さんの生の声は励みになると笑顔で話してくれた。 |
 「上築有機米生産組合」の特別栽培米は下記で購入できます
ＪＡオロロン http://www.ja-ororon.or.jp
㈱どうだべさ http://www.doudabesa.com/
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上築有機米生産組合
組合長 川端博明さん |
