初山別村明里地区の農家の主婦7人で始めた「ひまわりの会」のメンバーでもある、金田愛子さん。金田さんは農作業に励む両親の背中を見て育った。
嫁ぎ先も農家である金田さんは、夫婦二人三脚で毎日稲穂の成長を見守ってきた。また、幼い頃から得意な料理の腕を生かして、農閑期の間も「ひまわりの会」の仲間と、豆腐や味噌、山菜おこわの素など保存食づくりに忙しい。
金田さんのご主人は村の特産品、「のんでみりん」というもち米を使ったみりんのお酒を仲間と作っている。頑張っているご主人を手伝いたいと、新しい飲み方を夫婦で考え、村の特産品のハスカップジュースで割って飲むレシピが生まれた。
農業とともに生きてきた金田さんは、後継者である息子の達也さんの成長が今一番の楽しみである。農家として作物を育てる喜びと次の世代に引継ぎ伝える喜び。
金田さんの笑顔には誇らしさがにじみ、実りの季節さらに輝いている。
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収穫の季節が好きな金田さん |