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冬・二つの海
 
「波の華」は荒れる海の化身のようだ
(留萌市黄金岬から留萌港へ続く海岸線)
穏やかな海岸線を包む冬の使者「気嵐」
(留萌市瀬越海岸
にて)
るもい地方の冬を代表する光景に「波の華(なみのはな)」と「けあらし(気嵐)」がある。
二つの表情を見せる留萌の海をご紹介しよう。
「けあらし(気嵐)」はこれからの季節が本番だ。
海岸線を真綿のように覆う「気嵐」は、一気に冷え込む早朝に見ることができる神秘的な光景だ。風の吹かない静かな朝、海面を這うように静かに漂う「気嵐」は、息を呑むほど美しいものだ。穏やかな冬の朝、釣り人が時間を忘れたかのように静かに糸を垂れる姿は、幻想的でさえある。

一方、「波の華」は、荒れ狂う海がもたらす自然現象である。
11月になってまもないある日。しけ(時化)た海はその表情を一変させ、「波の華」が沿岸地区に姿をみせた。立っていられないくらいの暴風が吹き荒れた日、轟々と音を立て吹きつける風が、波がしらさえも吹き飛ばしてしまった。吹き飛ばされた波は泡となって岸に打ち寄せるのだ。

冬の海は日々その表情を変える。穏やかな海、荒れ狂う海。
この地で暮らす私たちにとっては、特別な海の姿ではなく、日常の光景である。
( 2008年 11月 11日 留萌市情報員・夢追い人KAZ )
留萌港南岸にたちこめる「気嵐」の中、釣り人が静かに釣りを楽しむ

神秘的な海、荒れ狂う海、どちらも留萌の海だ。
あなたも留萌の冬を体験してみないか。


留萌までの安全・安心なルートをご紹介しよう。
北のマチ留萌がぐんと近くなる。

真冬のドライブは高速道路をかしこく利用したい。



◆札幌JCT→留萌 約108分
◆旭川北IC→留萌  約79分

(高速道路利用の目安時間)
留萌管内のドライブ検索には
オロロンナビをご利用ください
   ■気嵐に関する情報>>>こちらもごらんください 留萌支庁HP 留萌のけあらし
( 2008年 11月 11日 編集局 )

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