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ヤマセン仙北果樹園
リンゴ E-1
Bramley's Seedling

ブラムリーズ シードリング

E1(イ-ワン)という品種のリンゴを作り始めてもう10年以上がたちますが、最近になってようやく正式名を知りました。
E1の本名は「Bramley’s Seedling(ブラムリーズ シードリング)」といいます。イギリスでは知らない人はいないくらいポピュラーな品種だそう。
増毛町ではりんごジュースの酸味用品種として導入されましたが、どんどん淘汰され、今では私の果樹園が一番栽培しています。最近、増毛のりんごジュース用として出荷しましたが、まだまだ数百キロ在庫があります。

ヤマセン仙北果樹園のリンゴ「E-1」

イギリスでは、いろいろな調理用に使われるらしい。煮ると果肉がすぐに崩れるので、ジャムが簡単にできる。生で食べると強烈な酸味があるが、砂糖を加えジャムにすると最高においしい。

E1(Bramley's seedling)でジャム作ってみました。ジャムづくりは初体験です。
大きめのE1を二つ持ってきて切って皮剥いて鍋へ。一片だけ皮付きも入れてみました。
そのまま火にかけると焦げだし、このままではジャムの前に「焼きリンゴ」と化す危機に!
そこであわてず砂糖をパラパラふりかけたところ、水分が出てきて少しずつ崩れ始めました。
鍋をストーブに移し替えて、さらに砂糖を振りかけながら箸でかき回すと、10分ほどでジャム状になってきました。
皮付きのリンゴは、いつしか綺麗に皮だけになり簡単に取り出せました。この品種の場合、崩れやすいので皮付きでも加熱して良いかも知れません。
甘さを調整し、空き瓶に詰めてみました。色もまずまずですね。
「肝心の味なのですが・・・これはもうね、うまいですよ。」
酸味が強烈に強いE1ですから、それに甘さを上乗せすると、ジャムは濃厚な味になりました。これはもう、他のリンゴジャムの追随を許さないのではないでしょうか。


Bramley's seedling の逸話
今からおよそ200年前、ロンドンから北東部200キロにあるノッティンガム地方で、メアリーという少女が自宅の庭にリンゴの種をまいたところ、幸運にも発芽し、大きく成長した。その後1846年に、マシュー・ブラムリー氏が、リンゴの樹も含めて屋敷を購入した。このおまけについて来たリンゴはたいへん料理に適していた。
そのリンゴを知った、ヘンリー・メリーウエザーという地域の苗木屋が、穂木の提供を申し込んだ。
ブラムリー氏は、自分の名前をつけてくれるならという条件を出して承諾。
こうして実生からできたりんごに、Bramley's seedling(ブラムリー氏の実生)という名前がつき、全国的に紹介されることとなった。
1883年には、英国王立園芸協会から最高賞を受賞したが、管理が悪かったのか1900年ごろに原木が倒木する不幸に見舞われた。しかし、死んだとばかり思っていた老木の根元から、緑の枝が再びよみがえり、毎年たわわな実をつけるようになった。
2002年には、不死鳥・フェニックスを象徴する「偉大な木50選」に選ばれ、現在でも親木として直かに苗木を生産しているという。
Bramley's seedling の特徴
酸味の強い料理用のリンゴで、熱を加えると煮とろけ、強い酸味と深いコク、加熱後も香りが持続する特徴があります。 英国の料理用リンゴでは、市場の95%のシェアを占めています。


増毛町 ヤマセン仙北果樹園からのお知らせ

地方発送が可能です。
直売所は、一年を通して営業しています。
手作りのタグが付いた、全種類違うリンゴが入った詰め合わせもあります。(右写真参照)



地図

 ヤマセン仙北果樹園
 [増毛郡増毛町暑寒沢188]


 ヤマセン仙北果樹園
 のHPはこちら

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( 2009.12.17 増毛町情報員:仙北清孝)

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